1952-02-07 第13回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
たとえば不良兒、孤兒及び浮浪兒等の保護に必要な経費というのが先年度も予算に組まれておりまして、今年度はこれに対しまして一億九千五百万円余りのものを要求しておりますのが、新しい予算書には全然入つていないということや、保育所及び母子寮等に必要な経費というものがやはり今年度は——保育所のことはちよつとお話がありましたが、その他は別の項目に入つておれば私の思い違いですが、どういう項目に入つておるかということを
たとえば不良兒、孤兒及び浮浪兒等の保護に必要な経費というのが先年度も予算に組まれておりまして、今年度はこれに対しまして一億九千五百万円余りのものを要求しておりますのが、新しい予算書には全然入つていないということや、保育所及び母子寮等に必要な経費というものがやはり今年度は——保育所のことはちよつとお話がありましたが、その他は別の項目に入つておれば私の思い違いですが、どういう項目に入つておるかということを
○苅田委員 先刻の質問の中でも申しましたのですが、昨年度も計上されており、今年度は昨年度の二十八倍になる一億九千五百万円余の予算を要求されておつた不良兒とか孤兒とか浮浪兒等の保護に必要な経費はどういうふうになつておりますか。この問題について、兒局としては、どういうふうに処置なさるおつもりですか。お聞きしたい。
たとえば児童局関係の予算でありますが、不良兒、孤兒及び浮浪兒等の保護に必要な経費というようなものは、これはもう非常に地方的に偏在しておるわけで、東京のような大都市にはそこら中にごろごろいたしております。同じ都市でありましても、戰災を受けていな心大都市には、比較的そういうものはいない。幾ら小さな町村でも、戰災を受けておるところには相当いるものであります。
國立公園 に指定の請願(上林與市郎君紹介)(第一 〇八八号) 三八 屋久島を國立公園に指定の請願(岩川與助 君紹介)(第一二八七号) 三九 屋久島、櫻島一帯を國立公園に指定の請願 (床次徳二君紹介)(第一三一五号) 四〇 おむつ資材配給に関する請願(近藤鶴代君 紹介)(第五三号) 四一 兒童厚生施設費國庫補助の請願(青柳一郎 君紹介)(第三二七号) 四二 孤兒及び浮浪兒等
田代文久君紹介)(第一 三三四号) 健康保險法及び生活保護法による診療報酬支拂 促進等に関する請願(田代文久君外四名紹介) (第一三三五号) 同(冨永格五郎君外一名紹介)(第一三三六 号) 同(堤ツルヨ君紹介)(第一三三七号) 優生保護法の一部改正に関する請願(松永佛骨 君紹介)(第一三三八号) 健康保險法の一部改正に関する請願(坂本泰良 君紹介)(第一三三九号) 孤児及び浮浪兒等
それで不良兒であるとか浮浪兒等の保護を要すべきところの兒童が尚昨今においても増加をいたすような傾向にあるのでありますから、これに対しましては、兒童福福法による兒童の保護等について十分考慮いたして見たいと考えております。
我が國現下の情勢を見ると、戰時中から戦後にかけて社会的秩序は甚だしく乱れ、戦災による孤児、引揚孤兒その他浮浪兒等が少からず発生し、一般青少年も悪い環境の中で著しく不良化して参つておるのであります。
本法案は、消極的には、終戰後の社会的混乱に伴つて著しい増加を見た孤兒、浮浪兒等に対する緊急の措置をとり、欧米諸国に比してきわめて高い乳幼兒死亡率に示されるような乳幼兒の保健状態を改善するとともに、積極的には、さらに進んですべての兒童につき、心身ともに健やかに生れ、かつ育成され、またひとしくその生活を保障され、愛護され、もつてその福祉が増進されることを企図しているのであつて、單に從來の少年教護法及び兒童虐待防止法
而も救済を要する対象者、即ち戰災者、引揚者、失業者、多数の遺家族貧困者、孤兒、浮浪兒等は日々増加しつつある。一方失われたる社会施設は、インフレと資材難と建築制限令等のため、復活は非常に困難である。思想は混乱して生産意欲を阻み、希望は失われて自暴自棄に陷り、各種の犯罪は増加して止まるところを知らない。
これらによりまして相当の成績を挙げて、先す段々と御承知のように浮浪兒等の数なども街の中では一頃よりは減つたというふうに思います。 それからいろいろな社会施設等の問題でございますが、これも戰爭の経緯を経まするというと、或いは経営難というようなことで止めておる、止めなければならんというふうなこと、或いは又戰災を蒙つた施設というものも実に莫大な数に上つておつたのでございます。
それからこういつたふうな正常兒の問題と特殊な子供との取扱いに対する重点というふうな点につきましては、これはもう今日の実際問題としまして浮浪兒等も勿論重点を置いて、現にある問題でありまするから、十分処置をしなければなりませんけれども、先程の御尋にもありましたように、次代の國民という観点から、勿論そういうふうな一般的の兒童につきましても、できるだけのことはやりたいと考えておりますし、又、乳兒院とか助産施設
わが國現下の情勢を見まするに、戰時中より戰後にかけての社會的混亂は、罪なき兒童を重壓し、戰災孤兒、引揚孤兒、浮浪兒等が多數發生増加し、また一般青少年が惡い環境の中で著しく不良化しつつありますことはまことに憂慮すべき問題と申さなければなりません。
それから最後に「愛兒の家」を見たのでありますが、これは全く個人の経営でありまして、戰災孤兒、浮浪兒等六十五人も一人で以て自分の立派な家庭を開放して、そうしてそこに預かり、これを養育しておつて、その博愛に満ちた、人間愛に満ちた行爲に対しまして、全く感激の外なかつたのであります。
我が國現下の情勢を見まするに、戰時中より戰後に掛けての社会的混乱は、罪なき兒童を重圧し、戰災孤兒、引揚孤兒、浮浪兒等が多数発生増加し、又一般青少年が惡い環境の中で著しく不良化しつつありますことは、誠に憂慮に堪えない問題と申さなれけばなりません。